ARTコーナー第二弾は、ゲームマンガ『ゲームセンターあらし』で有名なマンガ家・小説家のすがやみつるさんです。 あらしが放つパックマンがモンスターを仕留める姿、見事です!

  • 「パックマン」をプレイされたことはありますか?
    ある場合、その時のシチュエーションや思い出を教えてください。
  • あります、あります!「パックマン」が登場した直後は、もう、イヤになるほどやりました。場所は圧倒的に喫茶店が多かったですね。 当時、『ゲームセンターあらし』のマンガのネームは喫茶店で入れていたんですが、どこの喫茶店にもテーブル型のゲーム機が置かれるようになって、 ついプレイしてしまうため、仕事ができない状況になりました。1000円札を100円玉に両替えして、テーブルの上に積み上げてプレイしたものです。 1画面をクリアできるようになるまで、かなり時間がかかった記憶があります。

    おかげで仕事は遅れてばかり。でも「パックマン」が登場した頃は、どの喫茶店もゲームセンター状態で、ゲーム機を置いてない喫茶店を探す方が大変でした。

    PC版が出たときも買ってプレイしてましたよ。それからバンダイナムコゲームスから提供されていたiモード版ゲームの 『ゲームセンターあらし〜パックマン世界大会〜』にも『パックマン』が入っていたので、ときどきケータイの画面でもプレイしてました。 でも、いまは老眼が進んでいるので、ケータイでプレイするのは目につらいんですよね(泣)。
  • 今回の作品のテーマを教えてください。
  • 『ゲームセンターあらし』は、ゲームの世界やキャラクターにすぐに同化し、一体化してしまう「なりきりキャラ」です。 当然、自分がコントロールするキャラクターとも意識の上では一体化してしまいます。今回のイラストは、そんなあらしがイメージの上で 「パックマン」と合体した状態を描いてみました。「パックマン」をプレイしていた人誰もが、自分を「パックマン」に投影していたはずです。 もちろんぼくもそうでした。
  • 実際にパックマンをモチーフにしてみた感想を教えてください。
  • あらしの脳内にひろがるイメージを意識しました。2Dのゲームも、あらしの脳内では、こんな3Dになっているはずです。 そんなイメージが、うまく伝わってくれたらいいな……と思っています。
すがやみつる

1950年生 / マンガ家・小説家

1950年、静岡県富士市生まれ。高卒後、マンガ家をめざして上京。
1971年、『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)にてマンガ家デビュー。
1983年、『ゲームセンターあらし』と『こんにちはマイコン』の2作で小学館漫画賞を受賞。その後、大人向けの情報コミックを多数執筆し、
1994年、架空戦記小説作家として再デビュー。現在、マンガ・小説の仕事をこなしながら早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程に在学し、 教育工学を専攻中。


公式サイト http://www.m-sugaya.com/