パックマンとは

『パックマン』は1980年にバンダイナムコエンターテインメント(当時ナムコ)から発表されたビデオゲームです。
日本だけではなく世界中で大ヒットとなり、日本を代表するビデオゲーム、キャラクターとして、現在でも世界中の人から愛され続けています。

『パックマン』は、誰でもわかるシンプルなルールと奥の深いゲーム性、カラフルで愛らしいキャラクター、軽快なBGMやユニークなSE、 ステージ間に流れるコミカルな演出、といった要素が、従来のゲームファンの心を掴んだだけではなく、 それまでゲームをプレイしたことがなかった女性や小さな子どもたちをも夢中にさせました。

特に北米での人気はすさまじく、当時のビデオゲーム機としては驚異的な10万台以上を販売。キャラクターグッズも次々と発売され、 その数は実に400種類を超えました。アメリカにおける『パックマン』の人気は社会現象となり、ゲーム中のキャラクターが登場する TVアニメーションや、音楽が収録されたレコード(※「Buckner & Garcia」が演奏する「Pac-Man Fever」)が大ヒットを記録しました。

また、一発逆転が可能な『パックマン』のゲーム性から、「パックマン・ディフェンス」(敵対的買収を仕掛けられた企業が、 買収企業に対して逆にTOBを仕掛ける対抗措置)という経済用語が生まれるなど、その影響は社会的にも大きなものでした。

ギネスブック認定!

さらに、2005年には、ギネス・ワールド・レコード社より
"Most successful coin operated game(最も成功した業務用ゲーム機)"
としてギネスブックに認定され、ギネスブック登録証が授与されました。

数々のゲーム機に移植

1980年の業務用ゲーム発売後も、ファミリーコンピュータやプレイステーションといった数多くの家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機、 そして近年は携帯電話用コンテンツとして移植され、『スーパーパックマン』や『パックランド』といった新作やシリーズ作品も多数発表されました。
30年たった現在でも現行のゲーム機や携帯電話で遊ぶことができ、今なお世界中の人に愛されています。

ゲーム紹介

プレイヤーの目的はパックマンを操作し、追いかけてくるゴーストに捕まらないよう逃げながら、迷路上にあるクッキー(ドット)を全て食べることです。
操作システムはレバー1本のみという非常にシンプルな構成となっています。

パックマンを追いかける4匹のゴーストには、積極的に追いかけてくるもの、挟み撃ちにしようと回り込むものなど、 それぞれ名前と性格が設定されており、コンビネーションでパックマンを追い詰めてきます。対するパックマンは、 迷路4隅に点滅するパワークッキーを食べることでパワーアップし、一定時間ゴーストに反撃することができます。 パックマンに反撃されたゴーストは目玉だけになって、迷路中央にある巣に戻っていき、しばらくたつと復活します。 また迷路の左右にあるワープトンネルに入るとゴーストのスピードが落ち、画面反対側に逃げることができます。

各ステージで一定数のクッキーを食べるとボーナスターゲットが出現します。ターゲットはチェリー、 ストロベリーといったフルーツから『ギャラクシアン』に登場するボス・エイリアンやカギといったものまで実に様々。 これらを確実に取ることがハイスコアを狙うためのテクニックです。パックマンはゴーストにつかまると1ミス。 3回ミスするとゲームオーバーとなります。5000点以上獲得すると、チャンスが1回増えます。(基本設定時)。

このゲームの特徴的なギミックとして、数ステージをクリアすると「コーヒーブレイク」と呼ばれる演出があります。 パックマンとゴーストが追いかけっこをするかわいらしいアニメーションが流れ、ちょっとしたストーリーを感じさせるものになっています。 現在のゲームでも多用されるステージ間演出の走りともいえるものです。

思わず口ずさんでしまうBGMはもちろん、効果音も非常に印象的で、パックマンがクッキーを食べる音、フルーツを飲み込む音、 パワーアップ時のサウンド等々、独創的なサウンドがプレイヤーに強い印象を与えています。

『パックマン』プレイ画面

4匹いるゴーストはそれぞれ
行動パターンが異なる

コーヒーブレイクでは、
数種類の演出が流れる